購入見送り物件の答え合わせ≪横須賀物件編≫
不動産を探していたら当然のことだけど、以前買えなかった、買おうとして見送った物件があります。
時々、その物件たちは今どうしているんだろうと考えることがあります。
他の人が買って、客付けをして、立派に賃貸に出ているのかな。
入居者さんが付いて、よい利回りで回っているのかな。
私が買わなかったあの物件は、どんなふうにリフォームがされているんだろう。
私がもし買ってた場合と、実際の購入者の場合では、同じ物件に対してどんな風に違った働きかけをするのだろう。
購入を見送った物件の中でも、特に、内見だけでなく外観確認に数回訪れた物件は、その後どうなっているかなと考えることがあるのです。
先週末、時間を作って「あの人は今」ならぬ、「あの家は今」を確認しに行ってきました。
「あの家は今」対象物件は2件
・横須賀の500万円の物件
・八王子の670万円の物件
長くなるので2回に分けます。
まずは、横須賀500万円の物件から。
≪購入を見送った理由≫
隣地に屋根が越境しており、越境している屋根部分を何とかして解消するのが購入の条件だった
→構造上、購入物件の屋根を工事することができない。隣地の屋根に手を入れるしかない。隣の住人からは自分の家の屋根を工事していいと口頭で伺っている(不動産屋いわく)。でも隣地の家に手を加えて、何かあったら損害賠償になったら困る。
残置物モリモリ
→前面道路に車両が入れない。物件敷地内に大きな倉庫が二つあり、その他にも家具がそのまま残っており、残置物をすべて撤去するのにかなり大変な作業になるのではないかと想定。
築100年ぐらい
→賃貸で回せたとしても出口が見つからない。更地売りにするほど価値のある土地とは思えない。
実際に行ってみた結果、外から見た限りですが残置物はほとんど残っている様子でした。倉庫2つはそのまま。家具は庭に出ている。玄関に茂っていた木々は切られていました。
屋根問題は何も進展していない様子で、越境部分はそのまま。
私が購入を見送った後に購入した人がいて、その後、数カ月たっていての現状がこれでした。
この物件は駅から徒歩数分でまずまずの好立地。なので残置物はとっくに撤去され、屋根の越境も解消されて入居者が付いていると予想していたので意外でした。
それにしても、よく周囲を見まわしてみるとこの物件の周辺は空き家がちらほらあったので、駅近とはいえあまり人気のないエリアなのでしょうか(調査不足?)
内見時、もう一人買付希望者がいて、不動産投資をしている人だと不動産屋は言っていたけど、この現状からすると本当にそうだったのかな?と疑問をもったりもします。
推測できるパターン。
・買ってみたものの、屋根の越境の解消はすぐにできなかった。
・残置物の撤去が思ったより大変で進んでいない。
・現金購入したので特に賃貸を急いでおらず、ゆっくり時間をかけてリフォームをする。
思いつくのはこんな感じ。
なんかでも、こうして物件のリフォームや賃貸が進んでいない現状にはきっと何らかの理由が存在するわけで、投資初心者の私としては買わなくていい物件だったのかな?と思います。
もちろん同じ物件でも人によって料理の仕方が異なり、別の人が買っていたらまた違った現状だったはずなので、一概には言えませんが。
不動産の経験値によって物件をどうするかは大きく異なるもんね。
でも、実はこの物件は買うのを見送ってから少し未練があったので、現状を見て、買わなくてよかったのかなと思えました。そういう意味では、未練がなくなりよかったというのが今回の物件答え合わせの利点かもしれません(笑)