うみさちログ

不動産、英語、仕事、育児など日々感じたことを綴るブログです。

派遣社員が時給を上げるには

こんにちは、うみさちです。

 

現在、某大手派遣会社2社に登録しています。今までに2社の派遣先で事務職を経験しました。派遣として働いた経験から、時給アップについて書いていきたいと思います。

 

この記事は

・派遣の時給を上げたい人向け

の内容です。

 

派遣って時給上がるの?

派遣の時給は求人の段階で提示されています。その時給に合意した上でエントリーし、選考に通ったらめでたく就業開始です。でも、その時給はずっと同じままなのでしょうか?仕事に慣れてきて、求められている以上の成果を出せたら、時給を上げて評価してもらいたいですよね。

 

結論から言うと、派遣の時給は上げられます。

ただ、一定の条件があるので、それを材料に交渉する必要があります。

 

1.時給交渉できる条件とは?

・契約時の仕事内容と比較して、仕事量が明らかに増えていたり、仕事内容が高度になっている

・その仕事であなたがいなくなったら困る

・優良な勤務態度である

・派遣会社の担当営業が、時給アップを望む理由に納得して交渉にあたってくれる

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1-① 契約時の仕事内容と比較して、仕事量が明らかに増えていたり、仕事内容が高度になっている

うみさちの場合、元々は社員の補助という形での英文事務の仕事でした。ですが、就業開始から数カ月経った頃、チームの社員の一人が異動になってしまいました。元々うみさちを含めて3人のチームでしたので、必然的にうみさちが異動した社員の仕事をすることになりました。

補助レベルではなく、社員がするような仕事内容となり、業務はかなり多岐に渡ります。仕事量も増えました。業務経験の幅はすごく広がりうみさちにとってはよかったのですが、元々低めの時給だったため、もう少し上がってもいいんじゃないかなと思うようになり、就業後1年が経った頃に時給の交渉をしました。

 

1-② その仕事であなたがいなくなったら困る

社員と派遣のうみさち二人だけのチームになったのですが、その社員さんは結構クセが強い性格で、社内でも合う合わないが分かれていました。うみさちはその社員さんとは割と仕事上の相性がよく、特に問題なかったため、その社員さんと他の人とのつなぎ役もできたので重宝されていました。

 

1-③ 優良な勤務態度である

遅刻欠勤などのない常識的な働き方だけではなく、人当たりの良さや機転の利く対応などができるかどうかが高い評価には重要です。一緒に働いている相手が「助かる」と思えるような働き方が、勤務態度の評価につながります。

 

1-④ 派遣会社の担当営業が、時給アップを望む理由に納得して交渉にあたってくれる

これは正直営業さんの当たりはずれがあるかと思います。派遣会社の営業さんにも色々な人がいるので。でも上記に述べたような業務内容や契約時と比べた変化を伝えて、客観的にみて明らかに契約内容と相違があると納得してもらえれば、ひとまず派遣先に交渉してくれるとは思います。

 

2.時給アップまでの流れ

①派遣会社の担当営業に、時給を上げてほしいと伝える

値幅を押し戻されることも考えて、200円ぐらい上げてほしいと伝えました。

それに対して、50~100円のアップが妥当と当時の営業さんに言われましたが、もしかしたらそれ以上の交渉も可能かもしれません。

営業さんが派遣先と交渉しやすいように、業務内容の変化など、時給アップ要求の理由を明確に説明しました。

 

②派遣会社の担当営業が派遣先と交渉

派遣社員も派遣会社にとってのお客様ではありますが、派遣先の方が大事だと考える営業さんもいますので、派遣先への交渉の仕方やどの程度強気で交渉するかは人それぞれになると思います。うみさちの当時の営業さんはメールで時給アップのお願いを切り出していました。

 

③めでたく時給アップ(または据え置き)

営業と派遣先との交渉の結果、うみさちの場合は50円アップしました。正直もう少し上がってもいいんじゃないかなとは思いましたが、上がらなければ契約終了したいとは思っていなかったので、それで納得するようにしました。

50円アップでも一か月の交通費分ぐらいにはなりました。(当時は派遣社員に交通費は出なかった。今は派遣法が変わり交通費は出るようになりました)

 

3.時給100円アップは侮れない

一日7時間で月20日勤務の場合:

7時間×100円→700円/日

700円×20日→14000円/月

 

一か月に14000円もアップします!

1年間にすると、168000円上がります。

 

時給にすると100円上がるだけでも、一カ月単位で見ると大きいのです。

 

4.派遣の時給は交渉次第で上がる!

派遣はいわゆる非正規雇用なので、時給交渉なんかしたら契約に響くのではないかと恐れている方もいるかもしれません。でも、派遣先が本当にあなたの力を必要としていたり、あなたの働き方を評価しているのであれば、時給が上がる可能性は大いにあります。

ちなみに何も言わないのに向こうから「頑張ってるから時給上げましょうか?」という提案は基本ありません!自分から声を上げて交渉をしてこそ、時給アップは可能になると思います。

今の時給が仕事内容に見合ってないと感じたり、元々の契約内容よりたくさんの仕事をしている、求められている以上のパフォーマンスで結果を出している、といった派遣社員の方は、ぜひ時給交渉をして、ご自身の仕事の対価としての時給を上げる努力をしてみてはいかがでしょうか。

 

読んでくれてありがとうございました。